取引量について説明
取引量について最も重要なのは、その取引でいくら損をする可能性があるかの一点につきる。
例えば10万円の資金があって、クロス円で101円の通貨を10000通貨買いポジションを取ったとする。そのポジションを100円で損切すると決めていた場合、100円になり、損切となったら10000×1円で1万円の損になる。それは10万円の10%となり、明らかにポジションが大きすぎる。1回こっきりでも無ければ、続けていけば破産する可能性が非常に高い。
1回の取引における適切な取引量は諸説あるが、2%くらいが適切。もちろんこれからとるポジションの勝率にもよるが、そのくらいが適切である。大きくはる場合も5%くらいが適切。
上の例での適切なポジションの計算は下記
1、証拠金に対する2%を計算する
100000 × 0.02 = 2000円
2、最小(1000通貨)で取引した場合の損失額を計算する
1000 × 1 = 1000円
3、1で計算した額を超えないように、2で計算した結果に乗算する。
1の結果 2000円 >= 2の結果1000円 × 最小ロット数(1000) × 実際のロット数(2以下)
上記の計算を行った場合、適切なロット数は最小ロット×2以下ということになり、2000通貨以下での取引が適切となる。
先ほど記述したように実際の手法に合わせて適宜調整していく必要があるが、一番大切なのは、行おうとしている取引で最も損をした場合に許容できる金額に抑えていくのが大切。